春合宿!

こんばんは、ブログ担当の佐倉です。
今回は、春合宿について書きたいと思います。

3月15日〜3月17日まで、山梨県石和温泉に行ってきました!

文学会の合宿では、会内誌「流謫」の合評や、ビブリオバトルなどを行います。
今回の合宿では、まず一日目に合評を行いました。
合評の対象作品は、はりねずみ著「五月のはなし」、桜著「夕焼け空」、玉野ねぎ彦著「プッチン・バナナ殺人事件」の三作品でした。どの作品に対しても、建設的な意見が出され、とても有意義な合評になったと思います。

真面目な合評が終わった後は、美味しい夕飯に舌鼓。山梨県ならではの料理を堪能しました。

二日目は、夕方からビブリオバトルが予定されていましたが、それより前の時間は自由時間でした。
甲府の駅まで観光に出かけたり、宿の周りを散策したり、各々好きなことをして、日頃の疲れをリフレッシュできたことと思います。

夕方から行われたビブリオバトルでは、会員がそれぞれ厳選した本を持ち寄り、紹介し合いました。
以下に紹介された順にその本を載せていきます。

虚淵玄著『金の瞳と鉄の剣』
イアン・フレミング著『007/薔薇と拳銃』
吉本ばなな著『TUGUMI』
大江健三郎著『大江健三郎自選短篇』
北島万次著『秀吉の朝鮮侵略と民衆』
ブッツァーティ著『タタール人の砂漠』
田豊史 (編集)『ヒーロー、ヒロインはこうして生まれる アニメ・特撮脚本術』
高橋みなみ著『リーダー論』
森博嗣著『実験的経験 Experimental experience』

小説や新書、日本人作家のものや海外の作家のものまで、バラエティーに富んだラインナップになりました。
文学会員の読書の幅の広さを物語る結果となったのではないでしょうか(予め打ち合わせ等はしていません)
なお、優勝した(プレゼンにより最も読みたいと思われた)作品は、大江健三郎著『大江健三郎自選短篇』でした。みなさんも手に取ってみてはいかがでしょうか。


そのほかにも、コースの展望について話し合ったり、純粋におしゃべりを楽しんだりと、とても楽しい合宿になりました!

文学会の宿泊行事は、五月にキャンプが、夏休み中に夏合宿が計画されています!
次の合宿では、新顔がたくさんいるといいな。新歓頑張らねば!

以上、ブログ担当の佐倉でした!