ゼミの反省

どうも。romancedawnです。
自分の番が回ってきたのですが、ここに何を書けばいいのやら……。蓄積がない分、出だしの数人でこれからの方向性が決まってしまいそうで恐ろしい。
とはいえ、先日行ったゼミの反省くらいしかネタがないので、それを書いときます。

先日、ミステリーコースでゼミを行いました。扱った作品は西澤保彦『麦酒の家の冒険』。テーマは「安楽椅子探偵について」でした。
ゼミの流れとしては、安楽椅子探偵小説の特徴等を説明し、西澤保彦が『麦酒の家の冒険』を書く際に参考にしたという、ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』の解説をしました。その後『麦酒の家の冒険』の説明をしたわけですが、ゼミが進むにつれ、内容がグダグダになってしまいました。
何が悪かったのか。

(1)安楽椅子探偵というテーマを設けたのに、そのテーマについて深く掘り下げられなかったこと。
(2)作品の解説が中途半端になってしまったこと。
(3)結果として何が言いたいのか明示出来なかったこと。

…こうして見ると、とてつもなく致命的な欠陥のあるゼミでしたね。
まず、(1)に関して。安楽椅子探偵というテーマでやろうと思いついたのは今回のテキストを読んでから。そもそも安楽椅子探偵小説をそこまで読んだ経験もないのにテーマ設定をしたのが悪かったです。他作品との比較や共通点を挙げることが出来ればよかったかなと。
(2)に関しては、作品内の推理の過程を全て書くことまでしなくてもいいかなという考えが中途半端な内容にしてしまいました。
(3)は上記の結果といったところでしょうか。自分の意見をもう少し盛り込めばよかったです。

やはりまだまだ力不足のようです。腕を磨かないといけませんね。他大学のミステリ研究会の活動を見て参考にしてみたいです。(文学会とそんなサークルのつながりはないんですけど……。)


ゼミの反省ということで、少々暗い内容になってしまいましたが、この後に続く人は明るい話題を書きましょう。ミツさん。よろしくお願いします。