夏季合宿が終わりましたー。

どうも。文学会の嵐ことだびです。(自然災害の嵐、更には今をときめくスーパーアイドルARASHIをもミーニングする100点の自己紹介ギャグ)ごめんなさい。嵐さんのコンサートのバイト上がったばっかりだったのでナチュラルにこんなでだしになりました。これからも嵐さんの靴の裏をなめておこぼれにあずかるような人生を送っていきたいです。


さて、更新期間が開いてしまって申し訳ありません。ひとえに「パス分からないので誰か教えてください」って再三に及ぶ訴えを無視し続けた諸会員の責任です。いわゆる僕の怠惰です。ここ最近、物語の駆動要因だとかそういう堅めな(例えや言明の方法に問題があっただけで実に堅い話であることは疑いない話なのです。)お話が続いたので、トピックの新鮮味が損なわれないうちに合宿の話をしたいと思います。


今夏、我々中央大学文学会は栃木?群馬?茨城?よくわからないけど、そこらへんのいわゆる関東四天王の中でも最弱でおなじみのどれかに囲い込まれている日光というまっこと風光明媚な{緑豊かな(クソ田舎な)}所へサイトシーイングしてきました。もちろん、合宿なのでうちの会で「ゼミ」と呼んでいる勉強会、会内誌の合評会も行われました。各々、自分の今後の創作活動の展望や講演会へ向けての自分の考えの基礎のようなものを得られた2日間だったと思います。そうして知的刺激を通して頭を働かせたあとは、やはり恒例となった懇親会(極度に学生的倫理に基づいた婉曲表現)も催されました。とくにこれといった粗相もなく、楽しく親睦を深めることのできた2夜だったかと思います。語ることは尽きないのでここらで切り上げてそのうち興味のある人に直にお話しようかと思います。


ここからは私事になるのですが、2日目の自由行動時間に有志で連れ立って日光東照宮に行ってまいりました。なんと日光さん、世界遺産さんを抱えていらっしゃったんですよ。ここだけの話。カンナがカイオーガを繰り出してくるようなもんですよ。少しでもそのご威光に与ってうだつアゲアゲな感じでいきたいなあと思って行ってまいりました。

まずは日光東照宮の最寄り駅こと東武日光。周辺にはお土産屋さんやおしゃれでレトロな喫茶店だとかがゆとりある感覚で立ち並ぶ、なんだかきらきらしたいかにもな観光地の駅でした。もちろん木刀も売ってました。そういった街並みを右にまっすぐ行くと(ゲーム的地図イズム)綺麗に澄んだ川をまたぐ橋と日光国立公園の入り口が見えてきます。綺麗な緑と足に馴染む石畳の心地よさからか、真夏の真昼間であっても涼やかなところです。そんな文化遺産然とした素敵な道をゆるゆるのぼっていくと、老境に差し掛かった我々の心をくすぐる雅やかな木造建築がぽつぽつ見えてきます。
夏休み特別料金1000円の拝観料を納めると、いよいよ観光です。
外国人のお客さんと一緒に「ビューリホゥ……」とか「アメイズィン……」とか言いながら見物したりきゃっきゃはしゃいでいると、おみくじを見つけたので早速引くことに。5人で行ったのですが、僕を含む2人が大吉を引き当てる豪運っぷりでした。今なら沼にも勝てそうです(極度に先鋭的で前衛的な顎部を誇る登場人物が織り成すスペクタクルサスペンスギャンブルコミックに登場する朝鮮玉入れ)。「願望:かなう」とか「待ち人:来る」とか書いてあったくせにまだ僕のもとにはビルゲイツが来てくれていません。ちなみに「失物:出る」ってあったんですが、これは失物が見つかるのか何か失くすのかどっちなんですかね?

閑話休題。そんなこんなして、2000円や3000円程で手ごろにお求めできるお守りや数珠の類を手堅くスルーしながら案内さんのお話を聞き、ときにお祈りしたり、ときに壮大な絵や仏像に心打たれたりしました。とくに薬師堂では、天井に、倒せば経験値3万ぐらいは貰えそうな巨大な竜が描かれており、それを見つめながらその竜の鳴き声とされる拍子木の音に聴き入りました。自分の干支の守り神を初めて知ったり(普賢菩薩?おぼえてねえや。)、なかなか文化的刺激に満ちた一日となりました。これまでの合宿では2日目の昼といえば宿に引きこもって日がな一日寝るのが自分の中でパターンとなっていたのですが、この悪しき習慣を断ち切れただけでも今回は収穫ある合宿だったと言えるでしょう。

なんだか日光のネガキャンみたいな記事にひょっとしたら見えてしまっているかもしれませんけれど、本当に今回は充実した合宿だったんですよ?
卒業までにもう1回ぐらい行きたいなあ。


◇次回
OKATAIくんで。
ミステリーに造詣の深い彼ならきっともう少し文芸サークルらしい記事を書き上げてくれることでしょう。見苦しい文章ごめんなさいでした!それではー。